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★ブルマと巨乳とミクさんとファミマ決算・前編



ファミリーマート
と言えば昨年8月より数回にわたり
初音ミク」をはじめとしたクリプトンのVOCALOIDを起用した
キャンペーンを行い、ミク好きならずともボーカロイド好きには
話題のコンビニチェーンになっています。

そんなファミマですが、4月9日に今期(13年2月期)の連結決算などを発表しました。
ネットで見られる範囲だとSankeiBizでは来期の出店計画も取り上げられています。

日経新聞は純利益51%増(250億円)と見出しにしており
ファミリーマート純利益51%増、最高の250億円
ボカロ界隈でもそれなりに喰いつきがあったようです。
前期(12年2月期)の純利益が約166億円で
今期は約85億円増えているので、計算すると約51%増です。

ただ「本業のもうけを示す」とされる営業利益は前年比1.2%増(約431億円)です。
3期連続で最高益を更新しているのでざっと見、悪い数字ではなさそうですが、
なぜ営業利益の変動幅に対し純利益のそれが大きいのか、気になるので
ファミマの決算短信を調べたところ、

今期は9月にタイの子会社を売却して特別利益(関係会社株式売却益)が34億円増えたこと、
前期(11年3月~12年2月)受けた東日本大震災による約34億円の特別損失や
会計方式の変更による約74億円の特別損失(いわゆる資産除去債務会計基準の
適用に伴う影響
)といったマイナス要因が今期は無いこと

これらをトータルで今期は前期に比べ税引前の純利益が130億くらい多かったのです。
純利益が増えた分、納める法人税も多いなどの理由で、最終的な純利益増は
85億円だったということです。

で、これらはコンビニの売り上げとは関係ありません。
(厳密には震災の影響はあるかもしれない)
つまりミクさんのおかげで利益が50%増えた、というのはちょっと反応し過ぎかも。

でも営業利益の1.2%増には、ミクさんは貢献しているかもしれません。
数字ちいさっ!と思うかもしれませんが
これでも過去最高益を3期連続で更新するものです。
このへんがどうなのか、次回自分なりに資料を読んでみようと思います。

ただ専門家ではありませんので、正直詳しい人がいたら
丸投げと言うかお願いしたいところではあります。

                                                                                                                                                     

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