この日記、中身は…きついと思ったら見なくていいです。
特に動画は気をつけてね。
私は1993年の「北海道南西沖地震」の時、北海道の函館に住んでいました。
直接の被災者ではないですが「津波がいかに怖いものであるか」は
よく聞かされておりましたので、地震や津波にはかなり敏感な方でした。
それで、パソコンにはウェザーニュースの生放送アプリを常時開いていました。
2011年3月。私は前年からの体調不良がひどくなり、8日から休んでいました。
9日から三陸沖でマグニチュード６～７クラスの地震が頻発しており、
実際に東北で数十センチの津波も観測していました。
いやな感じだなーと思ってはいたのですが…
11日午後。ウェザーニュースがマグニチュード８クラスの地震を告げました。
ほどなく、神奈川県中部にある自宅でもこれまでに感じたことのない
長時間の大きな揺れを感じました。（後に震度５強と判明）
かろうじて這いながら動き、窓を開けて出られるようにしました。
棚の物はすべて床に落下。断続的に揺れが続く中で片づけつつテレビの前に。
…函館には親や兄弟、祖母や叔母の一家がいます。
最初は大丈夫だろうと思っていたのですが、
テレビを見ると函館の駅前が水没して車が流されていました。
（６分５０秒過ぎから函館の映像です）
気象庁のサイトを見ても2m以上の津波が断続的に続き、心配になりました。
実家や祖母、叔母の家は山の方ですが、弟一家が海側に住んでいるので
とても心配でしたが、こうした状況では当然電話はつながらないわけで…
日付が変わってからスカイプがあることに気付き、電話をかけて
ようやく無事を確認しました。
翌日以降も計画停電のあおりなどで電車が動かず仕事に行けない、
コメがないなど影響は出ましたが、東北の方々のことを考えれば
全然どうということはないレベルでしょう。
職場には翌週後半に復帰しました。が、体調不良はあまり改善せず、
最終的に体への負担が少ない仕事に転職することになりました。
（ただ、これは地震との因果関係は薄いですけど…）
不謹慎かもしれませんが、こういう時ほど日常を送れる人は送るべき、
笑えることがあるなら笑うべきだと思ってます。
もちろん大変な思いをしている人たちに思いを馳せること、
出来る配慮をすることは正しいですし、不用意に人を傷つけてはいけませんが
一方で、ネガティブを連鎖させてもいいことはないです。
この震災で進めてきた企画を延期しましたが、中止はしませんでした。
「大津波を伴う巨大地震」は日本のどこかで起こり得ると思っていましたし
今でも、また起きてもおかしくないと思っています。
（もちろんこれほどの規模は予想外でしたが…。）
津波がないにしても、直下型の大地震にしても、いつ日本のどこで
起こってもおかしくない、と思ってます。
だからこそ、何気ない日常を過ごせることに感謝することが大事だと思います。
#0311nico
★ブルマと巨乳と3.11
